ニューヨークシティマラソン(前日)
突然ですが、実はニューヨークシティマラソンに出場します。橋の上から3万人以上のランナーがスタートする、有名なアレです。今年の6月に参加者の抽選があり、めでたく当選したわけです。実は私も(こう見えても)高校時代は陸上部の長距離選手でしたし、マラソンも1度だけ走ったことがあります。ニューヨークシティマラソンに参加したことがある同僚が何人かに刺激され、これはニュージャージーにいるうちに応募しない手はない、と応募してみたわけですが・・・当選して気が付いたのは、私も既に「おっさん」だということ。しかも悪いことに、毎日往復60マイル(100キロ)を通勤していても、500メートルだに自分の足では歩いていないという、きわめて不健康なおっさんです。
ともあれ、今日はその前日。選手は事前にゼッケンを受け取りにいかなければなりません。特に前日の土曜日はゼッケンの受け渡しだけではなく、マラソンに関する様々なブースが出展するExpoが開催されます。ちょっとしたイベントですね。

そして受付を済ませると、いよいよExpo。スポーツ用品メーカーから他のマラソン大会受付まで色々なブースが会場背ましと並んでいました。そして、どこも当日役に立ちそうなグッズを無料で提供してくれます。当日応援するときに掲げるプレートとか、スポーツドリンク、帽子、サングラス等々。こういうところは本当に気前がいいです。当日はテレビ中継もあわせて2億人が見るというビッグイベントですから、広告費用だと思えば安いものなのでしょうか。我が家は企業の皆様の心意気に甘え、買い物はせずにとりあえず無料グッズをすべてゲット(基本)。
ミッションを果たし、会場を去ろうとしたところで日本の新聞記者にインタビューを受けました。
「どちらからいらっしゃったんですか?」

「ニュージャージーです。」
面白くない。
「よろしければお仕事をお聞かせください。」
「SEの駐在員やってます。」
よくわからない。
「奥様は当日応援ですか?」
「ええ。」
「当日はランナーが足につけたチップで、いつどこにやってきたか、予想時間までネットでわかるそうですからしっかり応援してあげてくださいね。」
「そうなんですか!?」
逆に情報を提供してもらっている我が家。絶対に記事にはならないことを確認しつつ、当日インタビューされたら今度はうまく答えてやろうと準備する私でした。
本当はこのあと前夜祭があって、ランナーはパスタ(カーボローディング?)を振舞われるのですが、私はパス。明日は4時起きなので、今日は帰って自分でカルボナーラを作って早く寝ます。Wish me luck!
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